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2024.11.25

高気密高断熱にはレベルがある?断熱リノベーションのメリットとは?

家の断熱性能を上げるリノベーションをお考えの方はいらっしゃいませんか。
夏や冬などの厳しい気温の時期に、家の快適さを大きく左右するのが断熱・気密性能です。
今回は、高気密高断熱な家づくりについて解説します。

●高気密高断熱はレベル分けされる

家づくりの際に重視したい要素として高気密高断熱があります。
高気密高断熱な家とは、気密性が高く断熱性能が高い家のことで、冬でも寒くなりにくい家づくりには不可欠です。
高気密高断熱はその性能によってランク分けされています。
ランクが低いものから順にご紹介します。
①「次世代省エネ基準」
冬の体感温度は8度、エアコンでも頭と足とで温度差を感じるレベルで、断熱設備の工事にあまり費用がかかりません。

②「Heat20 G1」
冬の体感温度は10度、部屋ごとでのエアコンは快適ですが全館空調は不十分で、一般的な住宅でのレベルです。

③「Heat20 G2」
冬の体感温度は13度、全館空調も可能で、こちらは断熱に技術のある業者でしか取り扱っていません。

④「Heat20 G3」
冬の体感温度は15度、少しの設備で全館空調が可能で、取り扱っている業者はさらに限られてきます。

 

 

●リノベーションで高気密高断熱にするという手段も

あまり断熱能力が高くない家でも、リノベーションを行うことで高気密高断熱の家に変えられます。
断熱性能の高い家はただ過ごしやすいだけでなく、長く住み続けると大きな違いが生じることもあります。
高気密高断熱のメリットを3つ紹介します。

①体への負担を軽減

厳しい寒暖差は、知らず知らずのうちに心身に大きなストレスを与えます。
室内の寒暖差が小さいことは血圧上昇を抑制すると言われており、WHOは冬の住宅内での最低室内温度は「18度以上」にすべきだとしています。
高気密高断熱は、快適なだけでなく体にもやさしい家づくりの1つの手段です。

②冷暖房費を節約

断熱性能が高いと部屋が外の気温に影響されにくいので、冷暖房も少なく済みます。
高気密高断熱な家にするための工事費用を、後々の冷暖房費の削減により回収するという考え方もできます。

③結露対策

部屋と外との寒暖差で発生する結露は、断熱性能を高くすることで対策可能です。
結露は家をダメにするカビやシロアリの原因にもなるので、より長く住める家になるでしょう。

 

●まとめ

この記事では、高気密高断熱のランク分けとメリットを解説しました。
断熱性能の高い家にすることは、健康や冷暖房費などの点から考えると、高い買い物ではないと言えるのではないでしょうか。
高気密高断熱な家へのリノベーションに興味をお持ちの方は、ぜひ弊社までお気軽にご相談ください。