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2023.1.2

リノベーションした古民家の耐用年数は?法定耐用年数についてもご紹介!

古民家に長く住み続けてそろそろ寿命を感じた場合、リノベーションという手段があります。
リノベーションにより家の劣化した部分を一新し、まだまだ住める家に変えられる場合があります。
そこで今回は、古民家の耐用年数について、法定耐用年数も合わせて解説します。

□リノベーションした古民家の耐用年数は?

古民家はリノベーションにより寿命を延ばすことが可能です。
しかし、リノベーションにも限界があり、理由は後述しますが木造古民家の寿命は、そのまま使い続けた場合は30〜40年、リノベーションを最大限活用した場合は80〜100年が目安です。

家の寿命は、メンテナンスやリノベーションなどの、言うなれば家の「健康管理」によって短くも長くもなります。
家を長持ちさせるために、定期的なメンテナンスや手入れを欠かさないようにしましょう。

古民家の寿命は80〜100年と述べましたが、その理由は家の基礎や構造体の部分の寿命にあります。
これらの家の骨格部分の寿命は80〜100年程度で、リノベーションにより新しいものに変えることができません。
構造部分で寿命がきてしまった家は、ほぼ一から建て直す必要があります。

一方、外壁や水回り、屋根などはリノベーションで新しいものに変えられます。
素材にもよりますが、これらの寿命は30〜40年程度です。
つまり、30〜40年ごとに補修が必要になった部分をリノベーションすれば、より長く家に住み続けられます。
同じ家にできるだけ長く住みたいなら、劣化してきた部分を早めに新しいものにリノベーションしましょう。

□耐用年数と法定耐用年数は別のもの

耐用年数は家にどれくらいの年月住み続けられるかという目安ですが、法定耐用年数は資産に設定された減価償却の期間です。
減価償却とは、住宅のような、時間の経過によって価値が減少する資産に対して、減少した価値を経費として計上する会計方法です。

リノベーションにかかる費用も減価償却の対象になる場合があります。
法定耐用年数は、建物の構造材や使用目的によってそれぞれ別々に定められています。
例えば、同じ木造でも住宅や店舗目的では22年、事務所では24年、ホテルなどに使われる場合は17年と様々です。
正確な法定耐用年数を知るために国税庁のホームページを調べることをおすすめします。

□まとめ

この記事では、古民家の耐用年数や法定耐用年数について解説しました。
屋根や外壁などがダメになっても、リノベーションでまだまだ住み続けられる家になるケースも多くあります。
古民家のリノベーションをお考えの方は、ぜひ弊社までお気軽にご相談ください。